企業法務の頭の中

企業法務を中心に実務目線で法律の基礎知識をまとめるブログ。一般民事弁護士から企業に転身した法務部員の頭の中を公開します。

NLPプラクティショナー(おまけ)

ラクティショナーコースに参加したら無料参加できるコミュニケーション能力マスター講座に参加してきた。

問題解決の観点からのコミュニケーションを扱っていた。

概要を下記する。

【前提】

問題解決コミュニケーションには、手順以前に双方が解決に志向することが必要である。そのためにはラポールを築き、かつそもそも他人以前に自分が安定していなければ成り立たない。

ラポールを築くために、労いやプロセス・リフレーミングに挑戦する。

【分類】

自分にとって問題か否か、相手にとって問題か否かで分類し、4つのボックスに振り分ける。

【相手も自分も問題】

目標設定をするステージ。

大切なことは肯定的な目標にすること。日々、表現を否定から肯定に変える訓練を重ねると良い。

 

【相手に問題、自分はOK】

問題解決支援のステージ。大切なのは相手が解決するものであることをちゃんと意識すること。アドバイスをしてはいけない。

ラポールの形成に力を尽くす。

②体験の共有(受容と問いかけ)。

 講師曰く、体験の共有こそが関係を築く唯一の手段。

③変化の要請:「どうしたいか?」を問いかける。

④実行

 

【相手はOK,自分は問題】

問題解決のステージで、私メッセージをエレガントに使う。

私メッセージは

①客観的事実

②自分への具体的な影響、事象

③自分の感情(但し、怒りは二次感情なので不可)

④こちらの伝えた内容への相手の反応に対しラポールを築き、問題解決の会話に入る。

 

【相手も自分も問題】

葛藤の状態。葛藤がニーズの対立なら解決が可能。価値観の対立だとそれ自体を解消することは困難なので、価値のレイヤーをあげる等してニーズのレベルの対立まで持っていく必要がある。
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