NLPプラクシティショナー3,4日目~後半①~
【スウィッシュ】
スウィッシュは、過去の嫌な出来事のイメージを望ましいイメージへ変化させるテクニック。これにより、過去の出来事から呼び起こされていた不快な感情を消去させる。
ワークを行う際のポイントは、下記。
- 嫌な出来事と望ましい状態、それぞれの絵をはっきりイメージする。
- それぞれの絵の位置に注意し、入れ替える際、距離を十分に取る。
- 手を入れ替える速度を、早すぎず遅すぎない適切な速さで行う。
- 「シュッー」という掛け声の際、クライアントは、嫌なイメージを吹き飛ばすような感覚で十分に息を吐き出す。
【スカッシュ】
①相反する2つの行動や事柄(葛藤)を決める。
②1番目のパートとコミュニケーション
1番目の行動をする自分を想像して、 その行動を創り出しているパートを探り、 そのパートから片方の手に、イメージを取り出し、 サブモダリティ(色、大きさ、形、重さ・・・)を確認。
取り出したパートに、感謝を伝え、肯定的意図を確認。 パートが答えてくれたら、感謝を伝える。
③2番目のパートとコミュニケーション
2番目の行動をする自分を想像して、 その行動を創り出しているパートを探り、 そのパートから反対の手に、イメージを取り出しサブモダリティ( 色、大きさ、形、重さ・・・)を確認
取り出したパートに、感謝を伝え、肯定的意図を確認し、 肯定的意図を確認。パートが答えてくれたら、感謝を伝える。
④両パート間のディスカッション
両手を前に出し、お互いのパートを向かい合わせて、 お互いが大事にしていることを伝え、解決策を話合わせる。
⑤統合
ゆっくりと両手を近づけていき、 最後は両手を合わせ両パートが統合されるのを待つ。 統合されたら両手を開き、そこに出てきたイメージを伝える。
そして開いた両手をゆっくり動かし胸に当て新しいパートを自分の 中に吸収する。
【ミルトンモデルとメタモデル】
人間の認識は言葉や事実に対し、削除・一般化・ 歪曲を行ってしまう。
メタモデルは、質問によって削除・一般化・ 歪曲がされている点を気付かせ正確な情報を引き出し、 相手が持っている制限された思い込みの地図から解放するためのモ デル。
これに対し、ミルトンモデルは、 意図的に曖昧な言葉を使うことで、 相手にとって最も適切な意味で受け取れるようにしていくモデルで 、そうすることで、相手の表面(意識) 的な抵抗を受けることなく、 相手とのラポールが築くための術になる。そのため、 ミルトンモデルは広告や営業でよく利用されている。